映画館の雰囲気が好き。

開演までの時間、心を少しずつ昂ぶらせながら。

ブザーが鳴って、ライトが消えて。

そうなると、もう1秒と待てない。

 

光と音が私を包む。

その圧倒的な力に、私は体を預ける。

一瞬の衝撃。

そして、私の心は自由に翔びはじめる。

 

となりのあいつが一生懸命話かけているみたい。

でも、もう私には遠い世界の出来事なの。

私の心は、もうスクリーンのとりこだから。

「そんなに不機嫌にならないで!」

ここだけはわがまま。

 

光が戻って、音が静かになる。

私はこの時がすこしつらい。

もっと・・・自由でいたかったのに。

でも・・・

戻れるから、次の世界が楽しみになれるの。

 

 

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えっと、私自身は映画をあまり見ないほうなんですが、

こんな「詩?」もありかなと思って書きました。

夏のせいか、ちょっと壊れてますね<私

          <99.7/26 NEMO(船長)筆>

P.S.

右の絵はNAOKIさんの作品です。

もしかして、初の合作かな?<テーマギャラリーでは