ひろしの部屋*近況ノート

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■2007年11月24日(土) No.534 【サッカー】J1第33節・横浜FMvs新潟・●0-1(A)
終盤82分の,あの失点は惜しかった.
ボールがポーンとゴールマウスに飛び込んで…
何が起こったのか一瞬分からなくなって思わずポカーン(・◇・)
でも場内アナウンスの,ゴールのコールで,あああ…_| ̄|○
リプレイが流れたので見てみると,マリノスの河合のシュートが
新潟の選手に当たってコースが変わったので北野は一歩も動けず,
ほんと「あれ?入っちゃったの?」って感じ.運が悪いとしか言えません.
サッカーはこれがあるから怖いですよね.

それでも.今日の試合は,人もボールも良く動いたとても面白い試合でした.
前線のエジ,きしょー君のシュート,そしてマルシオ,坂本隊長など
2列目からの飛び出し,うっちーや勲くん,シルビーニョの攻撃参加など
見所がたくさん.皆,積極的にボールに向かっていて楽しそうでした.
何重にも攻撃を畳みかけ,マリノスを圧倒していた時間帯さえありました.
今年のベストゲーム候補になりそう.
はるばる横浜まで見に行った甲斐がありました(^▽^)


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ちなみに,今日は土日きっぷで行ったので,道草してみました.

行き:
6:25新潟大学前−6:44新潟 :越後線普通121M
7:07新潟−7:59越後湯沢 : 上越新幹線とき306
8:05越後湯沢−8:45水上 : 上越線普通1724M
8:59水上−10:02高崎 : 上越線普通732M
10:29高崎−10:54大宮 : 上越新幹線Maxとき316
11:14大宮−12:30東神奈川 : 京浜東北線快速1125C
12:40東神奈川−12:51小机 : 横浜線普通1233K


帰り:
16:19小机−16:30東神奈川 : 横浜線普通1512K
16:41東神奈川−17:17東京 : 京浜東北線普通1618B
17:24東京−19:00長野 : 長野新幹線あさま539
19:41長野−21:18直江津 : 信越線普通妙高9・3329M
21:20直江津−22:46長岡 : 信越線普通1357M
22:53長岡−23:17新潟 : 上越新幹線Maxとき351
23:37新潟−23:55新潟大学前 : 越後線普通176M


谷川連峰.真ん中の,動物の耳みたいのが出てる山が,たぶん谷川岳.
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    ・丘 岳志(2007/11/27 22:03)
    間違いないですね。谷川岳はオキの耳、トマの耳と二つのピークのあるいわゆる双耳峰ですから。もう真っ白なんですね...。
    ・ばく(2007/11/28 05:49)
    丘 岳志さん>
    さすが山の写真家!やっぱり谷川岳でしたか.どうもありがとうございます.
    700人以上の命を飲み込んだ魔の山なのに,こうやってみると,きれいですね.

    オキの耳とトマの耳ですか.面白い名前ですね.オキは奥,トマは手前って意味だと思うのですが,”トマ”というと魔法陣グルグルってマンガに出てくる男の子を思い出して思わず吹き出してしまいます.

■2007年11月05日(月) No.528 【旅行】奥三面ダム
11/3〜4は帰省していました.

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11/3
10:13明石通り−11:30村上営業所
高速バスで村上市へ.

村上からは父の車で実家へ…のはずが,父と話しているうちに
奥三面ダムに行ってみようかとなって古渡路から県道349号へ.
快調に飛ばして布部を通り過ぎて,三面川を左に見ながら岩崩へ.
鷲ヶ巣山が目の前でだんだん大きくなってきた.
鷲ヶ巣山は標高が1093mとあまり高くないが,朝日村のシンボルの一つで,
我々朝日村出身者にとっては心の風景である.

さて,縄文の里が見えてきて,いよいよスーパー林道だ!ってとこで,
通行止めの看板の前で,作業員が戻るよう説明していた.
どうやら,前日の大雨の影響で,ここから少し行った所で今朝崖崩れが発生し,
復旧したものの大事をとって全面通行止めにしたらしい.
よりによって,こっちに来たときに通行止めになるなよ…_| ̄|○

ちょうど昼時なので,縄文の里に車を停めて昼食に.
建物の前の芝生の広場は雨で少し湿っていたが,
コンビニ袋を敷いて腰下ろすことに.
一杯200円でキノコ汁をふるまっていたので,
それを買ってコンビニおにぎりをぱくぱく.うーまーいー.

お昼を済ませて,三面ダムに寄ってみることに.
ここは子供の頃から何度も来たことのあるおなじみのダム.
今年の5月の連休にも訪ねている(No.463を参照).


さて今年の紅葉なのだが,燃えるような赤は少なく茶色がかっていて
あまりきれいではない.それでも,黄色が頑張っていてアクセントになっている.
緑と黄色と茶色と赤と灰色が不思議な味わいを醸し出している.
今日はこれで撤収することにした.


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11/4
夜半の大雨が上がって,朝から好天に恵まれた.
7:30に父と一緒に,実家を出発して奥三面ダムをめざす.
ただし岩崩経由では行けないので,平床林道経由で行く.

高根を通過して林道に入っていく.
こちらは小さいときに鈴ヶ滝に連れてきてもらって以来だから
30年ぶりぐらいだ.岩山にはりつくように生えている木々が
きれいに紅葉している.寒冷な土地なせいか三面ダム周辺よりきれいだった.

鈴ヶ滝への道との分岐点を過ぎて,鈴橋を渡ると平床林道だ.
平床谷を右に見ながら,所々180度ターンの急カーブを上り
少しずつ高度を上げていく.左に標高776mの駒ヶ岳が見えてきた.
100mぐらいの急峻な崖で囲まれた岩山.頂上に登った人っているのだろうか(^^;


そのうちブナの原生林が見えてくる.幹の肌が白い.
さすがに葉が落ちていて平場より先に冬が近付いているようだ.
平床林道からスーパー林道への交差点に出て,ここからは南に進路を転じて,
スーパー林道を猿田川に沿って山を下りていく.
砂利道をしばらく走っていくと,猿田川野営場に出る.
さらに降りていくと猿田川ダム.ダム湖というよりは幅広い川のような感じだ.

猿田川ダムからまたさらに下って,発電所が見えてくる.
左の谷を見ると,一瞬大きなダムが見えてまたかくれんぼする.
円吾橋を渡って坂を上り,舟曳トンネルをくぐると奥三面ダムだ.
ダムの上の道路を渡り,右岸側に車を停めて休憩.

奥三面ダム.堤高116m.新潟県では初めてのアーチ式ダム.


ダム下流の渓谷.典型的なV字谷.


三面ここにありき


かつてこのダムの上流には「三面」という集落があったのだが,
羽越水害で荒川や胎内川などで大きな被害が出た影響で,
三面川上流にもダムが造られることになった.
もちろん三面の住民は皆反対だったのだが,元々,交通の不便な土地で,
ある年の豪雪のとき閉じこめられてしまい,自衛隊のヘリが出動する事態になった.
それがきっかけで気持ちが折れてしまったわけではないだろうが,
結局,昭和60年に閉村して村上市内に集団移転した.
そして10数年の歳月をかけてダムが建設され平成13年に竣工した.

ところで,以前から土器の破片が見つかっていたことから
集団移転後,ダムの建設と並行して発掘調査も行われ,
この辺には縄文時代から人々が生活していたことが分かった.
舗装道路や河川工事の痕跡など考古学上の大発見もあった.

折しも,全国的な公共事業批判やダム建設反対運動,
環境問題への関心の高まりなどあって,ダム完成間近になって
「ムダなダムを造るな」「縄文遺跡をダムに沈めるな」
など反対の声が上がった.
しかし新潟県内では反対意見はあまり大きくならず,
県は計画通り堪水を始めて,かつての人々の営みの跡は
ダム湖の底に沈んでしまった.

かつて朝日村の住民だった私は奥三面ダムに賛成でも反対でもなく,
淡々とこの事実を受け止めた.ダム建設が始まったのが,
私が大学に進学して新潟市に移ってからの出来事だったからだ.
ダム完成後も訪ねる機会が無かったが,最近になってなぜか行きたくなって,
やっと今日,こうしてかつて三面集落があったこの地に立つことができた.
滞在時間は短時間だったが,様々な想いが頭の中をよぎった.

”自称”環境保護派でダム反対派の人達に思い出してほしい.
このダムの建設のきっかけになった羽越水害とはどんなものだったかを.
たしかに,羽越水害のとき暴れた荒川,胎内川,加治川とは,
三面川は別な水系である.しかし,あのときの停滞前線がもう少し北にあったら,
三面川水系でも甚大な被害が出ていたのは間違いない.
朝日山地は急峻な地形で,大雨が降れば短時間で流れ下る.
だから,村上市をはじめ下流の人々の生活を守るには,
三面川の水量を調節するダムがやはり必要なのだ.
奥三面ダムは,決してムダなダムでは無いと思いたい.


帰りは,元来た道を戻らず,一旦山形県の小国町に出る林道をいくことにした.
ダム湖を遡って蕨峠を越えて山形県へ.小国町の道の駅で休憩したのち,
赤芝峡を越えて,再び新潟県へ.関川村の丸山大橋脇の公園でお昼にして,
13:00頃実家に戻った.

写真は蕨峠から見た朝日連峰.
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    ・えふです(2007/11/06 11:40)
     山形通過
    したんですね。
    その内ほんとにお会いしたいものです。
    ・ばく(2007/11/06 19:47)
    えふさん>
    >山形通過したんですね。
    といっても,山形県南西部を少しかすめただけです.えふさんちまで遠いです(^^;


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