Update 2001.5.20 |
メンバー(50音順)
・あ〜るさん(Vapor Trail)
・Flakさん(Anti Air Art's Room 〜対空絵画室〜)
と私の計3名が参加しました.10日前の名古屋オフに比べると,こじんまりした感は否めませんが,人数が少ない分あちこち移動しやすいというメリットも(^^) 1938年(昭和13年)東京大学・航空研究所の飛行機(いわゆる”航研機”:写真は所沢航空発祥記念館にある模型)により5月13日〜15日の3日(65時間)かけて行われ,周回航続距離の世界記録を樹立した飛行を記念して行われたので,正式名称は「航研機周回飛行記念オフ会」といったところか.
今回も前日に参加を思い立ったので,特に何も用意もなく,朝一番の新幹線で出発.川越にまた行ってみたい(それならば大宮で降りて川越線に乗るのが20分で着けるので正解).でも西武電鉄の特急レッドアローに乗ってみたいという欲求を押さえきれず,結局東京まで行って,西武新宿からレッドアロー・特急「小江戸号」に乗って43分かけて沿線の風景を見ながら川越まで行くことにしました. その結果,川越に滞在できたのはわずか20分ほど.駅の近くを徘徊して終わり(^-^; 今にして思えば,JRで川越駅に先に行って街並をながめながら西武・本川越駅まで歩いていき,そこから所沢までレッドアローで行くのが両方満喫できてベストだったかもしれないですね(^-^;
午前10:30に西武・所沢航空公園駅の喫茶店「アンリファリマン」で待ち合わせだったので,行ってみると既にあ〜るさんとFlakさんが待っていました.西武新宿駅で待ち合わせて,こちらに来られたとのこと.
そして,まず駅前の広場に展示されているエアーニッポンのYS−11を見ていきました.
「ファースト,ビジネス,エコノミーの3クラスあるんですよ」
「えっ,全部エコノミーじゃないんですか?」
「プロペラのそばにファーストがあるんですが,飛行中は騒音が(^-^;」
「それじゃ,飛んでいるときプロペラのブレードがぶっ飛んだらどうなるんでしょう?」
「・・・・・(^-^;」
幸いYS−11にはそういう事故はなかったのですが,回転しているものですから振動で壊れる場合もありえます.ロシア機だと昔そういう事故があって,その部分にはTu−114などでは装甲板を貼ってあるようですが,西側の機体はどうだったのかな?
航空記念館に入って,まずしたことはフライトシミュレータ(機長はFlakさん,副はあ〜るさん).順調に飛行していましたが,着陸の段になって滑走路の手前に着陸してしまいました(^-^;
「・・・カチッ(逆噴射のスイッチ)」
「機長,止めて下さい!!」
「ああ,墜ちる〜」
・・・・こんなやり取りはなかったです(^-^;
真っ赤なセスナ172(普通のセスナの3倍の速度で飛行したり・・・はしません)やライト兄弟の風洞が展示されていたり,マーリンエンジンが無くなっていたりなど展示品が前来たときと少し変わっていました.たまに入れ替えをやっているそうです.ベルちゃんことベルヌイ博士は健在でした.
記念館内の売店で発泡スチロールの飛行機を物色し,昼食後に組立開始・・・そして完成.それにして変な飛行機達でした.疾風のようだけどFw190のようにも見える,五式戦のようで風防の形が五式戦じゃない,グリフォンエンジン搭載のスピットファイアのようでラジエターがついてない(^-^;
いよいよ飛行大会.外で遊ぶには絶好のいい天気だ(写真:カーチスC−46輸送機).さあ飛ばしてみよう(写真1,写真2) ところがいざ飛ばしてみると,強風のため投げた地点より後ろに着地することがほとんど.これではとても三角周回コースなんてできない.直線コースに変更したが,それでもまっすぐには飛んでくれない.着地するとプロペラが折れてしまい,ほとんど重りだけの役しか果たしてくれない.あ〜るさんのは良く飛んでだけど,私のは機体を横滑りさせながらまっすぐ飛んでいきなり失速.Flakさんのは旋回しまくってました.結局30分ほどで全員棄権ということで大会は中止に(^-^;
木陰で休むことに,Flakさんは灰黒縞の猫をさわりに.
「カミネコじゃないよね(笑)」
ローラーブレードの練習している親子を見ながら「さくらちゃん(笑)」
ベンチに腰掛けながら3人で雑談していたら,ふと誰かが飛行機の翼をはずして「エンテ式〜」
「これをこうやって」
「こうやるとツインムスタングみたいだね」
「キ100だったら,キ200?それともキ10000?」
それからまもなくだった.謎の3発機が誕生したのは(^▽^;
「かっこいい!!」
「翼面荷重が高そうですね.旋回性能が悪そう」
「でも,速度は出るから一撃離脱で」
「低空は2発の空冷エンジン,高空になったら液冷エンジンで」
今回,これが一番のヒットでしたね(・▽<)b
ずっと公園にいるわけにはいかないので,記念館のカウンターで近所の見所を聞いて,狭山市立博物館で鳥瞰図を集めた催しをやっているとのことなので,行ってみることに. 場所は入間基地の近くだったので,駅の側にはこんなものが・・・F104DJ,F86F,F86D,S61(S62?),T34とT6
狭山市立博物館ではホールでアケボノゾウ(のロボット)が耳をパタパタさせてお出迎え.2階の特別展示室で鳥瞰図の展示をしていました.日本各地の街の鳥瞰図がありましたが,戦前のをみると台湾や上海まで描いてある図も.スケールがすげいです(^-^; 常設展示室では狭山市,入間川など狭山丘陵地帯の古代から現代までの展示が.関東ローム層を奈良時代に掘られた七曲井(七曲がりの井)は,深い井戸を掘れなかった昔の人の苦労をしのばせます.
1時間ほど見て回ったあと,歩き疲れたので博物館内の喫茶店で休憩.「さくらアイス」に惹かれて入っていったのはここだけの秘密です(笑).さくらアイスは桜の葉が入っていて桜餅のような風味がしました.ちょっと懐かしい感じ.
OFFは終了し帰途に.西武池袋線で池袋まで出たあと,進行方向はあ〜るさん,Flakさんと逆になるので,JR池袋駅で解散となりました. 私は午後10時ぐらいに帰宅できました. あ〜るさん,Flakさん,ありがとうございました.