北国紀行3 その18 いばらきの国編

十王衛星通信所

 勿来の関を越えていばらきの国入りしたアルファは太平洋沿いに南下中.

 KDDI衛星通信所は山口局に統合されて現在は閉鎖されており32mパラボラアンテナは上を向いてますが,アルファの時代は天変地異で海底光ケーブルが破損して使えないので,寝ていた通信衛星や設備を叩き起こして衛星通信復活,という裏設定w

水戸・偕楽園

 水戸といえばやっぱり偕楽園でしょう.表門から入っていくと孟宗竹と杉の林に挟まれた道を進んでいきます.脇道に逸れて池の方に降りていくと吐玉泉があってコンコンと清水が湧いています.好文亭は工事中だったようですね(^^;.最後に有名な梅林を見ましたが,シーズンでないので葉っぱだけですね(^^;あちこちに梅の実が落ちていました.そして東門から常磐神社の方に出ます.

 2011年7月10日に訪ねたときは常磐神社の参道の鳥居が倒れたままだったり好文亭も破損して公開されてなかったりで東日本大震災の爪痕があちこちに残っていました.ちなみに,日本三名園(金沢・兼六園,岡山・後楽園,水戸・偕楽園)は全部訪問済み.

鹿島臨海鉄道

 水戸からは久々に鉄道で移動.6000形気動車,これで鹿島まで行くのだ〜

 写真は2011年7月10日に大洋駅にて撮影.この日はアウェイ鹿島戦観戦でこちらに来ていたのですが,この当時はまだ新鉾田−大洋は不通で,バスで代行輸送していました.運行していた大洋−鹿島神宮でも土手にはシートがかけられているのが数ヶ所.大震災の被害はここにも…

ジーコ像

 Jリーグ創設期に,鹿島で活躍したジーコの銅像です.(カシマスタジアムで撮影)

鹿島神宮

 最後に鹿島神宮にお詣りしていきました.地震を起こす大ナマズの頭を押さえていると言われている要石があるのもここ.

 霞ヶ浦と北浦はこの時代海面上昇により広がり東関東海になっている模様.筑波山も牛久の大仏も百里の神栗コンビも潮来の伊太郎も出て来ませんでしたが,駆け足で通り抜けたいばらきの国編は,これにて終了.お次はちばの国です.

その19へ続く