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残暑お見舞い・2004年版


「どこかで見たことがあると思ったら,この前の扉絵と同じやん?」
 あうう,そうなんです(^^; 今年は,週末にお仕事やお出かけなどで留守にすることが多くて,じっくり描き込む時間が無かったので,扉絵の「リアルト橋」を使わせてもらいました.さすがにそのままでは心が痛むので,ちょこちょこと手を入れてあります.また,恒例のヨコハマ和装シリーズを途切れさせるわけにいかないので,2001年の暑中お見舞いココネをリファインしました.

 あらためて紹介します.今回のモデルは芦奈野ひとしさんの「ヨコハマ買い出し紀行」からココネさんです.コミックを読んでいる方は既にご存知だと思いますが,ちょっと未来のムサシノの運送会社に勤めているロボットの人です.準レギュラーキャラなのですが,主役のアルファさんと人気を二分してます.
 ゴンドラに乗っている女の人(水先案内人/ウンディーネ)は,天野こずえさんの「ARIA」から灯里さんです.こちらは24世紀の火星のお話.
 「ヨコハマ」と「ARIA」の共通点は,どちらも水没世界を描いた,ほんわかゆったりなお話です.まだ読んだことの無い方は,一度どうぞ(^^)

 さて,背景のリアルト橋とは,ベネチアの旧市街の中を通る大運河にかかる橋で,イタリアの観光ガイドブックやサイトを見ると必ず載っている名所ですが,私はベネチア自体まだ行ったことがありません(^^;; 「旅情」や「ベニスに死す」じゃありませんが,いつか行ってみたい街ですね.それでわでわ〜