ヨコハマ買い出し紀行 第14巻あらすじ

131.air
 風の強い日,アルファのもとに訪ねてきたのは,ムサシノ運送の制服姿のマッキだった.13巻に登場してから何年か経っているようで,マッキちゃん大きくなったね.車はマイティボーイでしたが,丸子から買い取ったようです.


132.見て、歩き、よろこぶ者
 海岸で子海石先生と待ち合わせしたアルファは,先生から七宝焼きのペンダントをもらった.先生が学生の頃からずっと着けていた「見て歩く者」のペンダントだ.先生と一緒に歩んできた「見てある者」はアルファに引き継がれ,これからずっと未来を見ていくのだ.


133.海の衆
 ひさびさにヨコハマのヒロイン(アルファ,ココネ.丸子,マッキ)が水着で競演.アルファとココネの水着は以前登場のときとは替わっている.それにしても,アルファの泳ぐ姿はマッキいわく「魚雷だねー!」「またはアザラシ!」.アザラシですか〜(^_^;


134.ラジオ
 夏の日差しの中,ビーチパラソルの下でマットを敷いてお昼寝中のアルファ.その上空をターポンが飛んでいる.上空のアルファー室長によると,地上では以前よりまたいくつか街の灯が消えてしまったらしい.でも,コンパクトなまとまった地域からはまだ人の気配がしてくる.アルファー室長の生まれた島から,のんきなラジオの音楽が聞こえてくるのがその証拠.


135.CAFE ALPHA
 何年ぶりかでカフェアルファを訪ねる客の視点から. カフェアルファは草に埋もれつつも,以前とあまり変わらず客をもてなしてくれる.10年後も20年後もきっと.


136.鷹津ココネ
 堤防の草むらでココネはシバちゃんと一緒にお昼.シバちゃんは今までココネと外回りをやってきたけど,来月から管理部に異動することになったことを告げる.今度からはマッキと二人で外回り.それでも,シバちゃんとココネはこれからもずっと仲良しだよね.


137.みんなのふね
 アルファのもとへ,マッキから手紙が来た.浜松でタカヒロと仲良くやってるらしい.冬至の日にタカヒロと二人で飛んできた.飛行機はタカヒロ達が何機分かの部品から組み立てたものらしい.T−34かT−3あたりかな.


138.目覚める人
 また何年かして,マッキが子供を連れてアルファを訪ねてきた.名前はサエッタ.アルファいわくタカヒロとマッキをたして2で割らない感じ.サエッタは一人で森の中を歩いていると,はだかの女の人と出会ってしまった.そう,ミサゴである.親から子へと代替わりしながらこういうのも伝わっていくのね.


139.夕凪通信
 アルファは久々にカメラを持って外歩きしています.だけど,ストラップを持ってカメラを振り回してはいけません(^^;;


140.ヨコハマ買い出し紀行
 これまでずっと続いてきたヨコハマ買い出し紀行のお話もいよいよ最終回.プロローグをなぞるように進んでいきますが,以前と違うのは,おじさんのスタンドも先生の診療所も廃墟になっていて,アルファの周りの人の営みがだんだん少なくなっていることを伺わせます.横浜の豆屋のおやじも年を取って,相手してくれたのは丸子! そして,横浜から戻ると,カフェアルファで待っていたのはココネだぁ〜(//▽//) それにしても美しすぎるエンディングでした.芦奈野センセ,12年間の連載お疲れ様でした.