ヨコハマ買い出し紀行 第6巻あらすじ

43.ひとりおどり
 私のカメラ いつも私を外に連れ出す
 (中略)
 口からは出まかせの歌 くりかえす歩幅のリズム
 振りが大きくなっていく

 やっぱりカメラは出なかったな 変な歌やおどりは家まで後ひいた

 ※単行本より引用. 詩的な感じのアルファです.
  説明するより,実際に本を手にとって読んでほしい回(^^)


44.星の目 人の目
 客が来ないので,アルファはおじさんのスタンドでだべっていた.その上空をターポンが通過していく.そのターポンからアルファー室長は下界を眺めて続けている.室長によると,いきなり無くなる町がちらほらとあったりして悪くなってはいるが,以前ほどいやな感じではないらしい.でも,地上で何があっても遠くから見てるだけ.なかまはずれなのかなあ…


45.みんなの船
 南町に買い物に来ていたタカヒロとマッキ.防波堤でタカヒロはマッキに明日アルファを訪ねてみないかと誘う.そこへ偶然アルファが通りかかって,アルファとマッキは初対面する.3人はところてん屋に入るが,タカヒロはトイレに行ってしまい,マッキはアルファと二人きり…


46.レコード
 ココネは休日になると町内をまわって,図書館を探してロボットの本を調べている.だが,アルファシリーズにまつわる本はなかなか無いらしい. 今回は児童館を見つけて本棚を見てみたらお馴染みの本に混じって,あるものを見つけた…


47.レコード・II
 本棚に入っていたのは「A−2」というタイトルのレコード.プレイヤーがないか探していると,管理人のおじさんがやってくる.レコードは持ち出し禁止でプレイヤーも無いが,昔聴いたことがあるらしい…


48.レコード・III
 北の町の高台でアルファは,街の沈んだ海を眺めている.その海を男が二人,小舟に乗って電灯の下にいた.二人は電灯の灯りを肴に酒を飲みに来たようだ.暗くなってきて電灯を点ける. 男によると,人は,根源では光や音で動いているらしい…


49.あついすな
 アルファは,おじさんの軽トラックを借りて,以前行ったことのある砂浜にタカヒロとマッキを連れていく.3人は熱い砂の上を駆けて海に飛び込んでいく…


50.水の時計
 南町で水着を買ってもらったマッキは,さっそく水着を着て一人で海にいったんだって.そして,いきなりミサゴにあったんだって.とアルファに話すタカヒロは,最近ミサゴに会えなくて「ミサゴには,マッキが”会いたい子供”になったのかな」と寂しそう…


51.やまのあな
 風が無くて暑い季節でも寒いぐらい涼しいところはあって,例えばトンネルの中がそうである, アヤセは,湯沢のおやじに言われて峠越えでなくてトンネルをくぐって,にいがたの国から関東に向かっている.トンネルの中で懐中電灯の灯りが消えて…


52.NIGHT BIRD
 アルファがポストを覗いてみると,ココネからの小荷物が入っていた.小荷物の中身は手紙とコーヒーのお酒(カルア)であった.さっそく瓶を開けて匂いをかいでみると,これはいけるかもしれない! 夜にホットカルアミルクにして呑んでみると旨い.そこで調子に乗ってもう1杯呑んだアルファは…(^^;;


53.先生のマーク
 おじさんと(子海石)先生の若い頃の話(^^) 先生は,バイクが手には入ったので,おじさんが持ってきたウルトラマリンの塗料で自分のマークを描き込む. 先生によると「あっちこっちを見て歩いちゃよろこんでいる奴」ということだそうだ…

※この回で,先生の姓が子海石であることが判明.
 ちなみに先生のマークは,七宝焼きのペンダントにも描いてあったりする


54.武蔵野通信
 朝,布団でまどろんでいたココネは,郵便屋の音で目が覚めた.公共料金のお知らせやダイレクトメールに混じって,アルファからの手紙が入っていた.それを見たココネは…