ヨコハマ買い出し紀行 第9巻あらすじ

77.塩
 アルファは海の道まで戻ってきていた.道は波から逃げるように上へ上へとつけ替えられている.うちあげられた海藻,鉄さび,魚の泡… 山で忘れていた自分のにおいだ.


78.むらさきの瞳
 タカヒロがスタンドで昼寝していると,近づいてくる人影が.アルファだ. タカヒロが茶を持って戻ってきたとき,アルファは…


79.土の夜
 タカヒロと別れたあと,アルファはわざとゆっくり帰った.久々の我が家に戻ったアルファはココネの置き手紙を読んだあと,ぐっすり眠る…


80.風見魚
 翌朝,アルファはとりあえず風見魚だけでも立てて,開店準備を始める.


81.一年空間
 開店して一息ついていると,聞き慣れたおじさんのトラクターの音が. おじさんとアルファは不在だった1年間のつもる話をする…


82.クロマツ通り
 ココネはアルファを訪ねてきた.クロマツのそばで待っていると,軽トラックが通りすぎて止まる.降りてきたのは子海石先生だった. ココネは誘われて先生宅でアルファを待つことにする.そこでココネはアルファタイプの昔のことを聞いてみることにした.


83.青い音
 ココネは子海石先生から,自分達の”姉”の話を聞く.そして,いつか児童館で見た”A2”のレコードと再会する.


84.海抜70
 アルファとココネはスクーターで曲がりくねった道を進みながら,海が見える高台に上る.そこでココネは今まで使っていなかったところが開いている感覚を感じた…


85.かえる
 波板が手に入ったので,ひさしをつけてみた.その日から5日連続して雨が降り続いている.店は休みだから家にいてもいいのだが,1日のうち半日はひさしの下で過ごした…


86.おつかれのイエー
 店をよしずで囲ってみた.洞窟の中みたいになったけど涼しい.夜になってお客が帰ったあと,冷蔵庫を開けるとお楽しみが待っていた(^^)


87.入江の者たち
 腹の減ったアヤセは,へそを曲げてカバンから出てこないカマスと一緒に水面を見ていた.すると,上から飛び込む人影が…(^^;


88.ミナミトビカマス
 マッキは,アヤセからカマスの操り方を習う.マッキがんばれ〜!(^^)
 
 ※カマス使いは,鷹匠みたいなものだと思って下さい